介護業界で必要な資質とは
看護師の仕事をしている方で転職を考えている方の中には「社会貢献の意味もある介護業界への転職を検討している」という方もいると思います。「今までの看護師の経験を介護業界でも生かしていきたい」と考えている方もいることでしょう。しかし介護業界では、看護業界とは違った資質が必要となります。
では介護業界でどういった資質が求められているのかご紹介しましょう。まず看護師という仕事は、病院に勤務することになり、病院に訪れる患者さんや入院している患者さんの対応を行っていくことになります。
しかし介護業界の場合には、様々な介護方法があり中には在宅介護を行っているところもあります。在宅介護の場合には、在宅医療を兼ねて進めているところもあるので、より多くの知識や技術力が求められることになります。在宅介護では患者さんの家まで行くことになり、状況によって必要な対応が求められます。医師や看護師だけではなく、ソーシャルワーカーやホームヘルパー、介護士といった方々との連携も必要となりコミュニケーションを取りながらより良い介護、医療を行っていくことが必要となるので、指導力や技術力、洞察力、といった資質が求められることになるでしょう。
「介護業界への転職を考えている」という看護師の中には、「看護師としての経験に自信がある」という方もいると思いますが、介護業界はそれだけでは勤まりません。状況によっては、一人で適切な判断が求められることもありますので、より高い技術力が求められることになるでしょう。責任も大きくなりますのでプレッシャーがかかる仕事となります。